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brog202208 ブログ 60代 インプラント
インプラントと歯科矯正

50代後半で歯科矯正する時点で下顎6番の抜歯が必要になり埋没歯根5番も抜歯が必要でした。
抜歯後は仮歯を入れます。ワイヤー矯正なのでブリッジ不可です。
インプラントと顎骨壊死
将来インプラントが顎骨壊死を起こさないか心配でした。
2021年8月長崎大学口腔保健学五月女さき子准教授がScientific Reports誌に投稿した
内容を読み安心しました。https://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/science/science246.html
下記は紹介ページより一部抜粋です。「抜歯を避けることが一般的とされる顎骨壊死予防治療に
おいて実際には抜歯そのものは顎骨壊死のリスク因子にはならず、むしろ抜歯を
避けることが逆に顎骨壊死発症率を有意に増加させることを明らかにしました。」
インプラントと骨粗鬆症治療
インプラントを入れるには健康体が必要で骨粗鬆症だと骨と癒着しません。
骨粗鬆症の治療薬で顎骨壊死が起きる事がありますが顎骨壊死の頻度は低い事や
万一発症した場合は市内歯科附属病院で治療を受けられることがわかりました。
歯科矯正のワイヤーが取れて保定段階に入ってから骨粗鬆症治療を開始です。
骨密度は上げられないのでYAM80%以下になったら開始すると決めていました。
プラリア注射から5年経過した現在も骨密度維持しています。
インプラントメーカー
将来の補修に問題が起きないか(メーカー廃業)考慮しノーベルを選択しました。
万一転居しても汎用メーカーの方が転医を探し易いです。
インプラント術式
1回法2回法とありますが2回法です。矯正との兼ね合いがあり進行に合わせて
行う必要があります。手術前から抗生剤を服用しました。感染症予防です。
歯科に限らず日本は術後に抗生剤を使いますが海外は術前から使うそうです。
インプラント除去法が確立している又は埋没させる方法で口腔管理が簡単にできるように
なるかも合わせて確認しました。最終手段と高齢になった時の対応です。
インプラント前準備 チタンアレルギーパッチテスト
アレルギー持ちなので事前に調べることにしました。チタンアレルギーならジルコニア本体が
あるとwebで紹介されていました。高額なのと東京で困ったなと思いました。
かかりつけ皮膚科でチタンパッチテスト試薬がないので紹介状を書いてもらい
湘南鎌倉総合病院の皮膚科でパッチテストを受け問題なしでホットしました。
インプラント後メンテナンス
本体保護で毎日マウスピースを入れ就寝(噛みしめ防止)し半年毎にクリーニングに
通うことにしました。
三橋医師より高齢者プラリアで抜歯困難
2025年5月に妹が以前受診したマイクロスコープ精密歯科外来 鎌倉デンタル
三橋晃医師を骨粗鬆症治療プラリア注射の相談で受診しました。その時に
骨粗鬆症治療のプラリア注射の歯への影響について教えて頂きました。
プラリアは骨代謝抑制薬で顎骨の代謝を弱くしますが抜歯する時に抜けなく
なって困った事例が多数あったそうです。歯科医には困った現象です。
元々顎骨は代謝が盛んで、その特性もあり歯科矯正で歯を移動できます。
プラリアは休止するとオーバーシュートと呼ばれる極端な骨吸収を起こします。
抜歯が必要になったらオーバーシュトのタイミングが良いかも知れません。
インプラント歯科医の選び方
歯科医はノーベルを使っていて自己紹介に歯科大学インプラント科卒業と記載されていた方を
webで探しました。受診し相談してみて説明(長所短所)が詳しく決めました。
自宅から近く長期に通いやすい場所であることも重要です。最後まで面倒見て頂ける40代の方で
安心です。頭部MRI撮影で歯科医の確認書が必要な時、快く書いて下さいました。良心的です。
インプラントを行ったことがある方アンケ
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