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brog202208 装具

装具難民が97%

jpg画像:短下肢装具 日本支援工学理学療法学会R4/11/1ページより転載

短下肢装具のベルトがリハビリ中はずれてしまい危なくなり修理しました。
後述しますが理学療法士から装具会社に連絡してくれ対応可能となりました。
調べてみると装具難民問題97%が装具再作成できていません。
最近では杖をついてベッドから食卓までなど歩行距離が伸びて身体能力も向上しています。
退院当初の体とは違っているはずです。装具だけそのままは不自然です。
再度、装具再作成に挑戦です。ちなみに神奈川県は装具再作成が低くワースト3位です。

神戸市「装具ラボSTEPs」では自宅訪問で作成して頂けます。
https://www.kobe-np.co.jp/info/prtimes/202409/c149650_r3.shtml

耐用年数3年の装具

左半身麻痺の母の短下肢装具;両側金属支柱は耐用年数3年で2年経過しています。 
退院当初はむくんでいた足首も細くなり何度か介護ベッド下降時に装具を挟んで
金属支柱が歪んでいないか心配です。

自宅から近いので出張料を支払い作成した装具会社に確認に来て頂きました。
まだ問題なしとのことで一安心いつかは再作成が必要になります。

義肢装具適合判定医

最初に装具を作成した会社に自費でも良いので作成希望の連絡をしたら入院中に
意見書を書いた病院の意見書がなければ受け付けないと断られてしまいました。
装具の作成は義肢装具適合判定医(義肢装具認定医)の意見書が必要でした。
追記 神奈川県福祉課よりメールで訪問医療の内科医師でも意見書は可能と連絡ありました。

往診可能な整形外科医で義肢装具適合判定医

自宅に往診で意見書を書いてくれる義肢装具適合判定医をwebで検索しました。
web上には名簿がないのでホームページ上で資格を掲載している医師を探し
苦労して隣の市で見つけました。

但し整形外科にかかると現在使用中の装具会社とは違う会社になってしまい
修理が必要になった時に遠方であることが難点です。

訪問診療の医師で意見書

神奈川県福祉課へ困っている旨のメール問い合わせの返信で装具意見書作成は
訪問医療の内科医でも可能と連絡がありました。次は、装具作成会社探しです。
テクノエイド協会の中にあった 補装具制作業者情報システム神奈川県に8件
見つけました。順次、問い合わせをしてみました。

結局、問い合わせに応じてくれる会社はありませんでした。

2025年作成して5年が経過しリハビリ担当者より装具作成会社に電話で依頼して
ようやく事前予約の上、摩耗したベルト4本を持ち込み自費で当日修理してもらいました。
近いからできますが遠方や預り修理では替えがないと動けませんしリハビリも
できません。高齢者は少し動けない時間があるだけで関節が硬くなり状態回復が大変です。

困るのは初回は医療費で作成でき2回目以降は義肢装具適合判定医の意見書による
障害福祉サービスを利用しないと作成できないことです。費用負担免除に
必要な手続きとは理解できますが実用に不向きです。
仕方がないので自費で作成することを条件に装具会社と交渉を続けています。

   

ベルト交換後再度装具確認に来て頂き「室内のみ使用なので後10年持つ」と
言われました。寿命が先か装具が先か・・・・です。