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装具

装具難民が97%

短下肢装具のベルトがリハビリ中にはずれてしまい危なくなり修理することにしました
後述しますが理学療法士から装具会社に連絡してくれたことで対応可能となりました
調べてみると装具難民問題97%が装具再作成できていません
最近では杖をついてベッドから食卓までなど歩行距離が伸びて身体能力も向上しています
退院当初の体とは違っているはずです。装具だけそのままは不自然です
再度、装具再作成に挑戦です。ちなみに神奈川県はワースト3位です。

耐用年数3年の装具

左半身麻痺の母の短下肢装具 両側金属支柱は耐用年数3年で2年経過しています 
退院当初はむくんでいた足首も細くなり、何度か介護ベッド下降時に装具を挟んだせいで
金属支柱が歪んだように見えます
自宅から近いので出張料を支払って作成した装具会社に状況確認に来て頂きました。
まだ問題なしとのことで一安心ですが、いずれは再作成が必要になります
   

義肢装具適合判定医

最初に装具を作成した会社に自費でも良いので作成希望の連絡をしたら、入院中最初に
意見書を書いた病院の意見書がなければ受け付けないと断られてしまいました。
装具の作成には、義肢装具適合判定医(義肢装具認定医)の意見書が必要との説明でした。
追記 神奈川県福祉課よりメールで訪問医療の内科医師でも意見書は可能と連絡あり

往診可能な整形外科医で義肢装具適合判定医

半身麻痺の母が通院するのは無理で往診で意見書を書いてくれる義肢装具適合判定医を
webで検索しました。web上には名簿がないので、ホームページ上で資格を掲載している
医師を探すのに苦労したましたが、幸い隣の市で見つかりました。
但し、整形外科にかかると現在使用中の装具会社とは違う会社になってしまうことや
修理が必要になった時に遠方であることが難点です。

訪問診療の医師で意見書

神奈川県福祉課へ困っている旨のメール問い合わせの返信で装具意見書作成は
訪問医療の内科医でも可能と連絡がありました。次は、装具作成会社探しです。
テクノエイド協会の中にあった 補装具制作業者情報システム神奈川県に8件
見つけました。順次、問い合わせをしてみます。

結局、問い合わせに応じてくれる会社はありませんでした。
2025年作成して5年が経過し、リハビリ担当者より装具作成会社に電話で依頼して
ようやく事前予約の上、摩耗したベルト4本を持ち込み自費で当日修理してもらいました
近いからできますが、遠方や預かり修理では替えがない間、動けませんしリハビリも
できません。高齢者は少し動けない時間があるだけで関節が硬くなり状態回復が大変です

困るのは初回は医療費で作成できるが2回目以降は義肢装具適合判定医の意見書による
障害福祉サービスを利用しないと作成できないことです。費用負担が免除される為の
必要な手続きとは理解できますが現実は実用に不向きです。
仕方がないので自費で作成することを条件に装具会社と交渉を続けています