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真空管アンプ好き

亡父遺作真空管アンプ

亡父がオーディオの設計をしており家にステレオやオープンリールが
ありました。レコードプレーヤーやステレオ、カセットデッキ、スピーカー等
大量にありましたが亡くなって処分し一時私宅に下記を置いていました。
転居に伴い残念ですが処分致しました。
jpg画像:自作真空管アンプ正面 真空管30MP27 使用 jpg画像:自作真空管アンプ上面 真空管30MP27 使用 音量ボリュームスイッチは米軍戦闘機から外したジャンク品
jpg画像:自作真空管アンプ裏面 真空管30MP 使用  jpg画像:自作真空管上面 真空管6L6 使用

上の画像2台 3画像が30MP27真空管、右下6L6真空管で作ったアンプです。
戦後の物が無い時代だったので、もっぱら秋葉原の電気街を見て回っては
ジャンク品を安く買って、コツコツ作っていたそうです。
面白いのが30MP27の音量ボリュームで米軍戦闘機の払い下げジャンク品です。
それでも使えるのが不思議というか、凄い工夫と言うか自慢です。

母は全く興味がなく聴く専門でした。普段から音楽に親しんでいたせいでしょう
私も短大時代にバンド(ベース担当)を組んで演奏を楽しみました。

真空管キット品組立はんだ付け

下の2つの真空管アンプはキットを購入しハンダづけをし組み立てたものです。
左から SV-22 SUNVALLEY サンバレー / TU-H82 ELEKIT エレキット
右下:特注スピーカー 左下:TU-H82アンプ+CR-L600TEACテアックCDレシーバーラジオ付き
真空管は亡父が残したもので100年前の製造で使えるのは驚きです。
スピーカーは亡父が残したものですがウーハーが故障し、横浜ベイサイドネットで特注しました。

転居前は2階で亡父自作30MP27アンプ、1階でSV22で聴いていましたが
転居後はTU-H82を使っています。SV22はTU82故障時に備えて保管中です。
  
jpg画像:自作真空管アンプ SV-22 SUNVALLEY サンバレー 遺品真空管6BQ5 12AX7 使用 jpg画像:自作アンプ TU-H82 ELEKIT エレキット 遺品真空管12AU7 使用
jpg画像:自作真空管アンプTU-H82+CR-L600 TEACテアックCDレシーバーラジオ付き jpg画像:特注スピーカー 枠ヤマハ+横浜ベイサイドネット販売 特注ウーハー 使用

今は音楽もデジタルが主流ですが、私はアナログが好きです。
真空管アンプはスイッチを入れてから1時間くらい通電しておかないと
本来の実力が発揮できません。その音の柔らかさや広がりはアナログならではの
良さがあります。賃貸6畳ですから出力も小さく音量も小さいけれど
充分に楽しめます。マニアは数百万かけて専用部屋で鑑賞するらしいです。

真空管アンプの魅力は音もありますが長く使える事、技術があれば変化を
楽しめることです。真空管が壊れたら、その真空管を差し替えて元通りになり
真空管の種類を変えることで音質の変化を楽しむこともできます。

オーム社 ラジオと音響 亡父記事 1952-1953?

jpg画像:オーム社 ラジオと音響 1952年3月 5球スーパーの制作 jpg画像:オーム社 ラジオと音響 1953年8月 P型真空管電圧計 jpg画像:オーム社 ラジオと音響 年月不明 仮1953年 C-R型低周波発信機の作り方と調整法

亡父は母と結婚前にオーム社の「ラジオと音響」に記事を投稿しておりました。
私には???の内容ですが、創意工夫の人だったと思います。
私が生まれた頃は買い物に不便な場所に住んでいて、冷蔵庫が必要だった為
鶏卵の孵卵器を自作し売って買ったと聞いています。

亡父の肝臓がんが悪化した頃に記事コピーと遺品真空管アンプを貰いました。
亡くなった後で、記事掲載の雑誌;画像左を探してweb(相澤書店)で購入しました。
記事コピーでは年月が不明だったので国立国会図書館に行きマイクロフィルムに
収蔵されている雑誌の目次から記事の掲載年月を調べたのですが
「C-R型低周波発信機の作り方と調整法」見つけられず不明で残念です。

資料を探す時は国立国会図書館が一番です。基本的に日本で発行された全ての
図書の1部を国立国会図書館に納付する決まりになっています。
図書館司書資格を持っており勉強の際に知りました。分類整理は実生活で大いに
役立っています。